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※この記事は2018年4月6日の情報です。掲載以降に予告なく変更される場合がございます
水琴窟
樺山遺跡の南方、市境に位置する県立緑化センター(奥州市江刺)を散歩。
茶室へつながる道の片隅に「水琴窟」がありました。茶室への道すがらの庭水琴窟は日本庭園の装飾の一つ。つくばい(手水鉢)の近くの地中に作った空洞の中に水滴を落下させ、その際に発せられる音を反響させる仕掛け。
手水鉢があり、中央部には竹筒を伝って落ちた雨水などがたまっています。水を汲み、地面の砂利にまいて耳を澄ましていると数秒後、かすかに「キーン」という混じり気のない音が聞こえてきました。琴に似た音から水琴窟と呼ばれているそうです。
音に親しむのも、なかなか風流なものです。
【ちょいぶら 第141回】