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※この記事は2020年10月18日の情報です。掲載以降に予告なく変更される場合がございます
喫茶 マルク
昭和レトロの喫茶店でノスタルジーに浸る時間
ドアを開けると何とも懐かしい空間がそこにある。
ひと際目を引くステンドグラスのランプは、東京の「くすの樹」喫茶店から譲られたもので四十年ほど前の品。カウンター上のブラケット、椅子やテーブルどれも一つひとつこだわって選んだものばかり。お店の真ん中に飾られた大きな古時計は戦前のものだという。一週間に一度ご主人がゼンマイを巻き、カチコチカチコチ‥‥ボーンボーンと音が鳴る。
提供するメニューは、昔なつかしい「ナポリタン」や、「カレーライス」、「ナポリカツ」や「ポークジンジャー」など。地元立花産の玉ねぎをふんだんに使い、野菜の旨味が感じられるやさしい味わいだ。どれもボリュームがあって満腹になるが、どうしても食べたくなるデザートの人気メニューに「プリンアラモード」がある。味わい深い器に盛りつけられたカスタードプリンを可愛らしくデコレーションしていて思わずスマホ片手にパチリ。
お店を囲む大きな窓からは一面に広がる田園風景。ここでは、春夏秋冬違った風景が楽しめる。展勝地の桜並木を遠くから眺める四月。青々とした田んぼが揺れる様子に風を感じる八月。秋には黄金色に輝く稲穂が夕陽に照らされるという、まるで絵画のような光景が味わえるのだ。きっとこれからやってくる厳しい冬もしんしんと降り積もる雪景色を見て美しいと感じられるだろう。
喫茶マルクでは、懐かしさとともに 訪れる季節と時間で幾通りも楽しみ方が広がりそうだ。
喫茶 マルク
050-1565-1646
11:00〜18:00
日曜
北上市立花9-106-4